こんにちは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間の楽しみ方を模索しています。
だいぶ前になってしまうのですが、
今年6月に東京・白金台の
に行った時のことを書きます。
※今年の6月からブログを始めたいと思いながら今に至るので、内容が若干古いです…
ひとり時間を楽しむきっかけ
となった場所です。
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
「ぐるっとパス」を持っていたので、
予約もなしで並ばずに入れました。
また、パスがあれば入場無料です。
FYI:「ぐるっとパス 2022」は2,500円で最初の利用日から2か月間有効のQRコードチケット。東京を中心に約100の美術館・博物館などの施設に無料/割引価格で入場可能。販売期間は2023年1月31日まで。詳細はこちらをご覧ください。
受付を過ぎてどんどん歩いていくと、
美術館が見えてきます。
この美術館は
1933年に旧朝香宮邸として建てられ、
1983年から美術館として
開館されていますが、
わずかな改修だけで
竣工当時の様態が残されているそうです。
パリに滞在されたこともある
朝香宮ご夫妻のご意思により、
アール・デコの装飾様式が
取り入れられたそうです。
当時を代表するフランスの
装飾美術家やガラス工芸家、
宮内省匠寮の建築家など
多くの人の力を合わせて
建てられています。
アール・デコ=無機質で直線的
という印象でしたが、
どのお部屋も凝った装飾がされていて、
温かさも感じるような
素敵なデザインに魅了されました。
部屋ごとに違う照明をつけていたり、
2階の居住部分は
和の要素を取り込んでいたり、
随所にちりばめられた意匠から
当時の匠の技や想いが結集された
熱量が伝わってくるようでした。
また、これを今日まで
維持している方たちの
真心や意志も伝わってきた気がします。
アール・デコのこともよく知らなかったし、
何となく「行きたいな」と思って
選んだだけなのですが、
多くのエネルギーを感じて、
その場所に立っているだけで、
包まれているような
大切に扱われているような
感覚になりました。
最後は館内で
ゆっくりお茶をしたかったのですが、
タイミングを逃して
長蛇の列になっていたので断念。
でも、美術館の正門横に併設された
レストランでカフェタイムのお茶を
楽しむことができました。
レストランは緑の木々に囲まれており、
最後のひと時はとても癒されました。
落ち着く~
美術館カフェにもはまりそう
庭園も広くて立派。
多くの人が広場やベンチで
くつろいでいました。
有料ですが庭園だけの入場もできます。
nico's memo:
●旧朝香宮邸について●
1933年に建設。当時を代表するフランス人装飾美術家のアンリ・ラパンが内装の主要部分を担当し、ガラス工芸家のルネ・ラリックもこれに参加。基本設計と内装は宮内省匠寮の建築家の権藤要吉を軸として多くの人が関わりながら、和洋が融合された建物となっている。
●アール・デコについて●
アール・デコの由来となったのは1925年に開催された「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」の略称「アール・デコ博」。第一次世界大戦後の工業化に伴う大量生産や大量消費社会の到来とともに、装飾美術の分野においても新しいスタイルを築き上げることをねらう。ほとんど全部が定規やコンパスで描けるような線と円弧模様の組み合わせが多い。
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