東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ひとり時間にアート●根津美術館(表参道):企画展「遊びの美」

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間の楽しみ方を模索しています。

 

年明け最初の美術館は

根津美術館

に行ってきました。

 

美術館については下記の記事を

ご参照ください。

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

企画展「遊びの美」

 

「遊び」がテーマなんて

何だか楽しそうだし、

新年にふさわしい

気持ちが上がる企画ではないかと思って

鑑賞してきました。


根津美術館

企画展「遊びの美」

(2022年12月17日~2023年2月5日まで)

 

nico's favorite points●

●日本・東洋の古美術品を7,600点以上所蔵
●国宝7件、重要文化財88件、重要美術品95件
●絵画、彫刻、陶磁、染織など幅広いジャンルの作品
現代日本を代表する隈研吾氏が設計した建物
●4棟の茶室を含む17,000㎡におよぶ庭園
●庭園内にカフェもあり


nezu-museum-collection-exhibition-the-art-of-cultural-amusement

根津美術館(表参道):企画展「遊びの美」》©nico

遊び」を

人が楽しみながら、

社会の中でより良く生きる術を

身に着ける手段」、

日々の暮らしに潤いを与え、

生きる上で欠かすことのできない存在

と捉えた企画展。

 

3つのテーマを軸に

様々な作品を通して

文化としての遊びが

紹介されています。

 


テーマ1:雅な遊び

 

公家が和歌の上達につとめた歌合や

家の芸にまで高めた蹴鞠など、

教養を養うための遊びを表す作品が

多く紹介されていました。

 

ちなみに歌合(うたあわせ)とは

歌人を左右2組に分け、

短歌を出し合って優劣を決める

文学的な遊戯で、

平安初期以来宮廷や貴族の間で

流行したそうです。

 

こちらのテーマでは

重要美術品である

桜下蹴鞠図

(おうかけまりず)や、

数々の異なる椿の絵に

江戸時代前期の文化人たちが

漢詩や和歌などを寄せている

百椿図」など、

優雅で華やかな作品が印象深かったです。

 


テーマ2:武芸を磨く

 

武家が武芸の鍛錬として位置付けた

乗馬や弓矢など、

単なる遊学ではありませんでした。

 

去年の大河ドラマ「13人の鎌倉殿」でも

出てきましたが、

源頼朝が富士の裾野で繰り広げた

巻狩りの場面を描いた

曽我物語図屏風」などの

武芸に秀でることが

重要であった時代を描いた

力強い作品が紹介されていました。

 


テーマ3:市井の楽しみ

 

戦国時代が終わりを告げる

桃山・江戸時代は、

町衆の躍進による都市の活況が

絵のテーマともなりました。

 

こちらの展示では

祭礼や遊興を楽しむ町人たちの

生き生きとした様子が描かれた

作品が多く紹介されていました。


 

3つのテーマに沿って紹介された

遊びの美」を

表現する作品を鑑賞しました。

 

作品の中で様々に遊んでいる様子は、

「ひとり時間」を楽しみながら、

よりよい生き方を模索している

今の私にとって

後押しされたような気持ちになりました。

 

企画展は

今年2月5日まで

開催されています!


●Information●

根津美術館

●電話 03-3400-2536
●住所 東京都港区南青山6-5-1
●交通 東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」徒歩10分
都バス渋88 渋谷~新橋駅前行「南青山6丁目駅」 徒歩5分
●開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
●休館日

月曜日・展示替期間・年末年始。

ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日

●予約 オンライン日時指定予約導入あり
●開館時間や休館日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。

●関連情報●

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

●参考●

www.nezu-muse.or.jp

コトバンク 

Copyright 2022 nico All rights reserved.