東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ひとり時間にお散歩●肥後細川庭園(文京区目白台):細川家の学問所だった「松聲閣」

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間の楽しみ方を模索しています。

 

肥後細川庭園

正門を通ってすぐ左に

松聲閣

(しょうせいかく)

があります。

 

庭園は江戸時代中期以降、

旗本の邸地となったそうですが、

何度か所有者が変わり、

幕末に肥後熊本54万石の藩主

細川越中

下屋敷・抱屋敷となりました。

 

「松聲閣」は明治20年頃に

細川家の学問所として置かれ、

大正時代には関東大震災の被災により、

細川家の仮本邸としても

使用されていたそうです。

 


肥後細川庭園

nico's favorite points●

●江戸時代の面影を感じられる
●敷地内に細川家の所蔵品を展示した「永青文庫」や学問所として利用されていた「松聲閣」がある
●庭園では四季折々の自然や門外不出の肥後六花を鑑賞できる
●庭園内はベンチも多いため、のんびりできる
●庭園と「松聲閣」は入場無料
●「松聲閣」ではお茶とお菓子がいただける


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《肥後細川庭園(文京区目白台):細川家の学問所だった松聲閣(しょうせいかく)》©nico

これまで使用目的の変更により、

増改築が繰り返されていますが、

歴史的に貴重な施設となっています。

 

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《肥後細川庭園(文京区目白台):「松聲閣」の2階廊下》©nico

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《肥後細川庭園(文京区目白台):「松聲閣」の2階部屋》©nico

現在は1階

喫茶(お茶とお菓子あり)と集会室

2階見学自由の展望所があります。

 

2階を見学してみました。

 

かなり急な階段を上がっていくと、

2階の廊下があり、

回遊式の広い畳敷きの部屋が

ありました。

 

後で気付きましたが、

2階へはエレベーターもあるようです。

 

窓ガラスを通すので、

写真では上手く撮れなかったのですが、

庭園も一望できます。

 

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《肥後細川庭園(文京区目白台):細川家ゆかりの老松の火鉢》©nico

大きい火鉢が置いてありました。

かつてこの地域は

高田老松町」と

呼ばれていましたが、

細川家の門前に「」と「」と

名付けられた2本の老松

あったことが

この地名の由来だそうです。

 

この火鉢は後年枯れてしまった

老松で作られました。

 

底面に「」の朱書きがあり、

亀松で作られたことが

推測されています。

 


●Information●

肥後細川庭園

●電話 03-3941-2010
●住所 東京都文京区目白台1-1-22
●交通(電車) 東京メトロ有楽町線江戸川橋」駅 1a出口より徒歩15分
東京メトロ東西線「早稲田」駅 3a出口より徒歩15分
都電荒川線「早稲田」駅徒歩5分
●交通(バス) Bーぐる(バス)「目白台一丁目」徒歩5分駅
都営バス「早稲田」徒歩5分駅
都営バス「ホテル椿山荘東京前」徒歩7分
●開園時間 【集会室】9:00~21:00
【展望所・喫茶室】9:00~17:00
●休園日 12月28日~1月4日
●入場料 無料
●開園時間や休園日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。


●参考●

www.higo-hosokawa.jp

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