東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ひとり時間にアート●松濤美術館(渋谷):津田青楓 図案と、時代と、

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間の楽しみ方を模索しています。

 

今年8月に渋谷の

松濤美術館

に行った時のことを書きます。

※今年の6月からブログを始めたいと思いながら今に至るので、内容が若干古いです…

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

こちらも「ぐるっとパス」の

対象施設でパスがあれば入場無料です。

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展覧会は

「津田青楓 図案と、時代と、」

(2022年6月18日~2022年8月14日)

が行われていました。

seifu-tsuda-shoto-museum

《渋谷区立松濤美術館:津田青楓 図案と、時代と、》©nico

明治30年に京都で

多くの図案集を出版した

津田 青楓(つだ せいふう/1880-1978)

を軸に図案に関する作品が

紹介されていました。

 

青楓は明治、大正、昭和と

変化の多い時代の中で、

日本画、洋画、工芸、書と

幅広い分野で活躍していましたが、

その初期の仕事が図案だったそうです。

 

なんと16歳の時に

初めての図案集を刊行。
その後、10年間に40冊

図案集と図案雑誌を刊行しました。

 

当時は工芸品の下絵として

捉えられがちな「図案」でしたが、

明治以降はヨーロッパ美術の影響などもあり、

伝統的な図案から脱却し、

独自の創意で考案しようという

気運が高まっていたそうです。


職人の仕事から

美術家の作品へと

芸術化が試みられていった

変革期でした。

 

青楓は本の装幀にも携わっています。

 

1912年(大正元)より、

夏目漱石など

交流する文学者らの著書を中心に

100冊以上

本の装幀を手掛けました。

 

図案に注目したことはなかったですが、

シンプルな構図でありながら、

一目で印象に残るインパクトもあり、

思ってた以上に

色彩やデザインに魅了されました。

www.rekibun.or.jp

shoto-museum.jp

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