東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。時々家族との時間も書いています。

【京都マイナーひとり旅】(6)松尾大社|京都最古の神社

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

さて、数回に渡り、

人混みを避けたマイナーな

京都ひとり旅】について書いています。

 

スムーズに移動ができず、

予定になかった嵐山に立ち寄った後、

渡月橋から歩きました。

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

そして、

ようやくたどり着いた

松尾大社

(まつのおたいしゃ)。

 

渡月橋から松尾大社までの距離は

約2kmで大したことはないのですが、

暑かった~💦

 

東京もかなり暑いですが、

夏の盆地を舐めてはいけない…と

強く思いました。

 

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《【京都ひとり旅】『松尾大社』大鳥居》©nico

 

着いたのは15:50頃。

 

16時に閉店する参詣者休憩処

団ぷ鈴(だんぷりん)』に

滑り込みセーフ。

 

アイスグリーンティを所望。

生き返る…😌

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|参詣者休憩処『団ぷ鈴』で休憩》©nico

 

松尾大社』は京都最古の神社ですが、

昭和の名作庭家

重森三玲(しげもりみれい)氏の遺作

松風苑(しょうふうえん)」と呼ばれる

モダンなお庭が有名だそうです。

 

それぞれ

上古(じょうこ)、

曲水(きょくすい)、

蓬莱(ほうらい)と

趣の異なる3つの庭園から成り立っています。

 

拝観時間は

平日・土曜 午前9時~午後4時

日曜・祝日 午前9時~午後4時30分

 

私が辿り着いた時はもう閉園間近で

諦めたのですが、

なんとお休み処の『団ぷ鈴』で

休憩していたら、

窓越しに蓬莱のお庭を

眺めることができました。

(ラッキー😍)

 

岩が特徴的なお庭。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|参詣者休憩処『団ぷ鈴』の窓越しに見える「松風苑 蓬莱のお庭」》©nico

 

団ぷ鈴』で束の間の休憩後、

時間もなかったのですが、

参拝することに。

 

境内は思っていたより広そうです。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|境内全景》©nico

 

松尾大社の御祭神は

大山咋神

(おおやまぐいのかみ)と

市杵島姫命

(いちきしまひめのみこと)。

 

太古の昔より、

松尾山の頂上にある磐座が

信仰の対象とされていたことが

起源と伝えられています。

 

5世紀頃、

秦の始皇帝の子孫と称する氏が

この地に住み始め、

松尾山の神を一族の総氏神として仰ぎ

この地方の開拓に従事したそうです。

 

701年(大宝元年)、

文武天皇の勅命により、

秦忌寸都理(はたのいみきとり)が

現在の地に社殿を建立し、

山上の磐座の神霊をこの社殿に移しました

 

その後も秦一族が

社家(神職)を務めています。

 

平安京遷都以降は

皇城鎮護の社とされ、

東の賀茂社と並び称されました。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|奥に見えるのが松尾山》©nico

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《【京都ひとり旅】松尾大社|江戸時代初期に造られた楼門》©nico

 

楼門をくぐった先には

ご本殿がありました。

 

松尾造り」と呼ばれる

珍しい建築様式だそうで、

この様式の社殿は

宗像大社厳島神社松尾大社

3社のみ。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社重要文化財指定の御本殿(松尾造り)》©nico

 

そして、

ご本殿の周りには

ご利益ある神様がたくさん。

 

まずは

当社の神使いとされる

 

幸運の撫で亀」は

寿命長久・家庭円満

幸運の双鯉(そうり)」は

恋愛成就・夫婦円満・立身出世

ご利益があるそうです。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|神使いの「幸運の撫で亀」と「幸運の双鯉」》©nico

 

そして、

相生の松」は

恋愛成就と夫婦和合

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|「相生の松」》©nico

 

「神泉・亀の井」は

別名「よみがえりの水」と呼ばれ、

諸病快癒・延命長寿・寿福増長

ご利益あり。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|「神泉・亀の井」》©nico

 

「亀の井」の水が湧き出すのは、

その奥にある「霊亀の滝」からで

癒しスポットとして有名だそう。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|「霊亀の滝」》©nico

 

そして、

末社三宮神社」。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社末社三宮神社」》©nico

 

神像館」(拝観料あり)には

平安時代初期につくられた

最古最優品

ご神像が展示されており、

松尾の猛霊」と恐れられた

老年男神像には悪運を絶ってもらい、

女神像からは幸運を授かれるとのこと。

 

また、

秦氏は各地の開拓や

農業などに従事しますが、

酒造も特技とされており、

お酒の神様を祀る神社としても

有名だそうです。

 

松尾大社とお酒との関わりや歴史、

お酒の文化・工程などを展示する

お酒の資料館」(無料)もあります。

 

「神像館」も「お酒の資料館」も

今回は時間が間に合わず

入れませんでしたが、

いつかの楽しみにとっておきます。

 

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《【京都ひとり旅】松尾大社|お酒の神様を祀る神社として有名》©nico

 

なんか盛りだくさんな神社で

最後の方は圧倒されたけれど、

時間の許す限り参拝しました。

 

きっと今の私は

とっても健康で幸せなはず😌

(つづく)

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

松尾大社

●参考●

松尾大社」ホームページ

京都府の歴史散歩 上京都府歴史遺産研究会編(山川出版社

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