東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

  ・歴史小説:江戸時代

読書記録:『江戸の風』二宮隆雄著

江戸総奉行・本多正信と紀州漁師・四郎佐が未開の地であった「江戸」を世界最大の都市へと変えていく物語。

●ひとり時間に読書●『家康の子』植松三十里著

徳川家康の次男で豊臣秀吉の養子となる結城秀康。徳川家と豊臣家を結ぶ役目を果たし、波乱万丈な人生を送ります。歴史上はあまり目立ちませんが、この作品を通して家康が無視できない重要な存在だったことがわかります。

●ひとり時間に読書●『家康の遺言』仁志耕一郎著

親兄弟との血のつながりよりも、一族や家臣との縁を重んじてきたと言われる徳川家康。秀吉との小牧・長久手の戦い以降、家康が亡くなるまで、一族や家臣と天下統一を成していく過程が描かれた短編集です。

●ひとり時間に読書●『家康の海』植松三十里著

徳川家康が今川家の人質時代、僧侶であり軍師であった太原雪斎から「海外」という概念を学び、天下統一後の仕上げとして「外交」が重要だと教えられる。家康の後半生で最後まで尽力した外交戦略について書かれた作品です。

●ひとり時間に読書●『ヨイ豊』梶よう子著

文明開化が幕を開け、次々と西洋の技術や文化が導入されると、浮世絵は衰退していきました。そんな中で、最後の大看板と言われた三代歌川豊国が亡くなります。誰が歌川一門を率いていくのか、各自が伝統を残そうと必死になります。

●ひとり時間に読書●『道三堀のさくら』山本一力著

江戸時代、水道が超えられなかった隅田川以東の埋立地。飲料水確保は深刻な問題。人の命に関わる「水売り」稼業の龍太郎は、どんな日でも水を届けるために道三堀に船を走らせます。

●ひとり時間に読書●『家康、江戸を建てる』門井慶喜著

街歩きをしている中で興味を持った東京の成り立ち。未開の地であった江戸の大規模プロジェクトから現在の東京が在ると思うと感慨深いです。

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