こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
さて、数回に渡り、
人混みを避けたマイナーな
【京都ひとり旅】について書いています。
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「前田珈琲」で朝食をとり行動再開!
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行きたい所があり、
四条河原町方面に向かうべく、
東大寺通りで信号待ちをしていたら、
気になる文言が目に飛び込んできました。
鳥居の下に掲げられた
「悪縁を切り
良縁を結ぶ祈願所」の文言。
『安井金毘羅宮』でした。
以前、
知り合いが起業をした時に
再出発の意味を込めて参拝したと
言っていたことを思い出しました。
これもご縁だと思い、
私も参拝することに。
一切の欲を断ち切って
参籠(おこもり)されたことから、
当宮は古来より断ち物の祈願所として
信仰されてきたそうです。
また、
1156年の保元の乱で敗れたことで、
寵妃である阿波内侍(あわのないし)と
お別れせざるをえなかったので、
人々が御自身のような
悲しい境遇にあわぬよう、
幸せな男女のえにしを妨げる
全ての悪縁を切ってくださるとのこと。
男女の縁だけでなく、
病気、酒、煙草、賭事など、
全ての悪縁が対象です。
まずはご本殿で参拝。
ご本殿で参拝後、
南の方に少し戻ると、
「縁切り縁結び碑(いし)」が
あります。
既に10人位の人が周辺にいて
遠巻きに眺めていました。
どうしたらいいのかわからずにいると、
実践している方がいたので、
案内板を見ながら
横目でその方の行動も見守る…
後で調べてみたら、
「縁切り縁結び碑」は
絵馬の形をした巨石で、
中央の亀裂を通して神様のお力が
円形の穴に注がれているそうです。
参拝方法は以下のとおり。
1.ご本殿に参拝。
2.「形代」に願い事を書く。(100円以上のお志を賽銭箱に納める)
3.形代を持って願い事を念じながら碑の表から裏へくぐる。(悪縁を切る)
4.同じく形代を持って願い事を念じながら碑の裏から表へくぐる。(良縁を結ぶ)
5.最後に形代を碑に貼る。
碑にたくさん貼ってある紙は
形代(かたしろ・身代わりのおふだ)でした。
やり方がわかったところで、
私も参拝。
碑をくぐる時に、
どうしても穴の前にある石に手をつけないと
通れないのですが、
その石がとても熱いです。
私が訪問した時はまだ10時頃だったので
ギリギリ大丈夫でしたが、
日中は火傷しそうなのでお気をつけください。
さて参拝を終え、
『安井金毘羅宮』の北側の鳥居から出て、
御陵前通を北に進んでいたら、
『崇徳天皇御廟所』がありました。
保元の乱後、
寵妃・阿波内侍が御遺髪を請い受けて
この場所に一塚を築き
亡き天皇の霊をお慰めしたと
伝えられているそうです。
偶然にも前をとおりかかったので、
手を合わせてその場を後にしました。
偶然に通りかかって寄り道した
安井金毘羅宮でしたが、
悪縁を切って良縁祈願ができたことで
すっきりした気持ちになりました。
そして、
これまた偶然にも
お参りすることができて、
何だか見えない力で決まったコースを
歩いているかのようでした。
まだ午前中なのに朝から濃い時間を
過ごしている気がしたので、
ブレイクタイムを取ります。
(つづく)
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最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
●今回の訪問先●
●参考●
「安井金毘羅宮」ホームページ
「白峯神宮」ホームページ
「るるぶ&more.」サイト
「京都府の歴史散歩 中」京都府歴史遺産研究会編・山川出版社