こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
前回に引き続き、
神保町周辺のお散歩について
書いています。
●今回のお散歩(神保町)●
年内で一時営業終了となる大学発祥の地「学士会館」を中心に東京屈指の学生街・神保町をお散歩。
2.【ランチ】紅楼夢
3.【博物館】明治大学博物館(常設展)
2.【博物館】明治大学博物館(「虎に翼」展)《本ページ》
2.【カフェ】DILL Coffee Parlor
『明治大学博物館』の
常設展を拝見した後、
時間があったので特別展へ。
特別展・連続テレビ小説
「虎に翼」展は
今年10月28日(月)まで
開催されています。
正直、ドラマは見ていません。
せっかちになったのか、
ある時から毎日15分単位で進む展開に
耐えられなくなってしまいました…
ですので、
タイトル位は知っていますが、
ストーリーはおろかテーマも
知りませんでした…
ただ、
やはり人気なのか
大学ミュージアムにしては
人が多かったので、
興味本位で覗いてみました。
そもそも
ドラマと明治大学のつながりも
よくわかっていなかったのですが、
主人公・寅子のモデルとなった
三淵嘉子さんが
明治大学の卒業生で
日本初の女性弁護士
だったのですね。
納得…
現在だって法曹界と言えば
男性社会というイメージが強いのに
相当な勇気と覚悟が要りそうですね。
↓ こちらでは
伊藤沙莉さんや岩田剛典さんに挟まれて
写真が撮れるみたいです。
本展で得た知識で
当時の教育について少し触れてみます。
1949年(昭和24)に
新制度が発足するまでは、
そもそも大学で学べるのは
原則的に男性のみに限られ、
女性が高等教育機関で学ぶ機会や内容は
制限がありました。
法学については
大正末期~昭和初期にかけて
女性弁護士を認めるための議論が進められ、
1933年(昭和8)の
弁護士法の改正で
ようやく認められたそうです。
その様な中で明治大学では
1929年(昭和4)に
専門部で女子部を置き、
1931年(昭和6)には
その卒業生に対し、
明治大学への入学を認めました。
その結果、
三淵嘉子さんを含む3名が
日本初の女性弁護士となりました。
三淵さんは弁護士のあと、
日本で2番目の裁判官、
日本初の女性裁判所所長に
なられています。
いち早く門戸を開かれたことが
影響しているのだと思いますが、
しばらく女性弁護士の多くは
明治大学の女子部と法学部の卒業生で
占められていたそうです。
ドラマのテーマも知らずに
ふらっと覗いただけでしたが、
戦前の教育体制や明治大学のあゆみも
知ることができました。
現在は学校に行くことが
当たり前の世の中です。
私自身は学生時代に
勉学に励んだタイプではないので、
偉そうなことは言えないのですが、
今だって学び直しができる環境があるし、
与えられた機会を
もっと大切に考えたいなと思いました。
次回は最後にカフェに寄りましたので、
ご紹介します。
(つづく)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
●Information●
●電話 | 03-3296-4448 |
●住所 | 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階 |
●交通 | JR「御茶ノ水駅」から徒歩5分 |
メトロ「新御茶ノ水駅」徒歩8分 | |
メトロ半蔵門線/都営三田線「神保町駅」徒歩10分 | |
●開館時間 | 【月~金】10:00~17:00(入館は16:30まで) |
【土】10:00~16:00(入館は15:30まで) | |
●休館日 | 日・祝、夏季・冬季など |
●入館料 | 無料 |
●開館時間や休館日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。 |
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