東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ふたり時間にお散歩●春日大社(奈良):国内最古・最大級・世界遺産の境内(vol.2)

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

今回は夫と旅した二泊三日の

京都・奈良

ふたり時間

について書きます。

 

◎旅行の全行程まとめ記事は下記をご覧ください。

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

2日目奈良後半戦

 

興福寺東大寺と巡って、

最後は「春日大社」に辿り着きましたが、

今回は特別参拝(有料)を

中心にご紹介します。

 


春日大社

nico's favorite points●

●1300年前の創建以来、一日も絶えることなく国家と国民の為の祈りを奏上
●神山を含む約30万坪の春日大社世界遺産

●全国およそ3000社の春日神社の総本社
●日本一の数を誇る約3000基の燈籠には直江兼続ら歴史上の偉人が寄進したものも
●神の使いとして大切に扱われる鹿は約1300頭


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春日大社(奈良):「特別参拝」の案内版》©nico

 

回廊内の南門の近くに

特別参拝受付」があります。

 

特別参拝では

中門前での御本殿の参拝

(御本殿は撮影不可)

回廊の釣燈籠などの拝観、

140年ぶりに公開された御本殿裏のお庭、

重要文化財藤浪之屋」の特別公開などが

見られます。

 

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春日大社(奈良):直江兼続(右)と宇喜多秀家(左)が寄進した「釣燈籠」》©nico
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春日大社(奈良):藤堂高虎(右)と徳川綱吉(左)が寄進した「釣燈籠」》©nico

 

春日大社には燈籠が約3000基あり、

その数は日本一と言われていますが、

写真は中門から延びる

御廊の前に吊り下げられた燈籠です。

 

歴史上の偉人

寄進した燈籠も見られます。

 

特に宇喜多秀家関ケ原の戦前

直江兼続藤堂高虎戦後

それぞれの立場で奉納していて

感慨深いものがありました。

 

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春日大社(奈良):重要文化財「藤波之屋」》©nico

 

御本殿をお参りした後、

140年ぶりに開門となった

御本殿の真後ろにあるお庭を

横目に見ながら進みます。

 

重要文化財藤波之屋」は

江戸時代までは神職の詰所でしたが、

現在は建物の中で万燈籠神事を

再現しています。

 

春日万燈籠

二月の節分、8月14・15日の年三回、

すべての燈籠に浄火を灯す行事です。

 

建物の中に入ると、

真っ暗な中に多数の燈籠が灯されていて、

どんな感じなのかが体験できます。

 

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春日大社(奈良):「多賀神社」》©nico

 

藤浪之屋の近くにある

多賀神社」は、

延命長寿仕事の完遂をお導き

になる神様です。

 

仕事のことが気になるのか、

夫が懸命にお祈りしていたので、

私も続いて参拝。

 

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春日大社(奈良):重要文化財「南門」》©nico

 

特別参拝を終えて回廊の外に出てみたら、

春日大社の正門となる

重要文化財南門」が見えました。

※南門は特別参拝の有料エリアではありません。

 

12mの高さがあり、

春日大社最大の楼門です。

 

本来なら最初にここを潜って

回廊内に入るのでしょうが、

あとの祭りです。

 

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春日大社(奈良):重要文化財「夫婦大国社」》©nico

 

南門から回廊の外に出て、

若宮の方へ向かうと

重要文化財夫婦大国社」があります。

※特別参拝の有料エリアではありません。

 

日本で唯一

ご夫婦の大國様をお祀りしている御社で、

夫婦円満家内安全縁結び

の神様としても有名です。

 

しっかりお参りいたしました。

 

若宮十五社めぐり」の一社です。

 

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春日大社(奈良):一斉に森に帰っていく鹿たち》©nico

 

旅行2日目は興福寺東大寺春日大社

大規模な世界遺産を巡り、

体力・気力の限界まで来ましたが、

こんなに心が震えっぱなしの一日は

なかなか無いので充実していました。

 

最後に奈良って

こんなに鹿がたくさんいるのですね!

 

人懐っこくて賢いし、

こんなに野生の動物が

人間と共生できているなんて驚きでした。

 

ずっと人間の周りにいた鹿ですが、

閉門が近づいた16:30頃、

一斉に森へと帰り始めました。

 

お煎餅をくれる人が少なくなるのも

わかっているのでしょうかね。

 

我々もそろそろ帰ります。

 


●Information●

春日大社

●電話 0742-22-7788
●住所 奈良県奈良市春日野町160
●交通 近鉄奈良線奈良駅」から徒歩約25分
奈良交通バス・ぐるっとバスも利用できます。
●拝観時間 【御本殿参拝所】3月~10月 6:30~17:30、11月~2月 7:00~17:00
※お札・御守り・御朱印等は通年9:00〜閉門迄
【特別参拝】9:00~16:00
【夫婦大国社】9:00~16:30(若宮十五社めぐりの受付は15:00まで)
【御祈祷所】9:00~16:00(水谷九社めぐりの受付は15:00まで)
【国宝殿】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【萬葉植物園】9:00~16:30(入園は16:00まで)
●拝観料 【御本殿参拝所】不要
【特別参拝】500円
【国宝殿】一般500円ほか
【萬葉植物園】大人500円ほか
●拝観時間などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。
●拝観料の支払いは現金のみなのでご留意ください。
●運賃100円の「ぐるっとバス」は安くて便利です。

www.kasugataisha.or.jp

●参考●

JR東海ウェブサイト
ココミル奈良

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