東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ひとり時間にお散歩●横浜:お散歩途中に出会った歴史的建造物

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

先日は横浜を訪れたのですが、

美術鑑賞後に中華街までお散歩をして、

途中で歴史的な建物に出会いました。

 

いつものようにふらふらしながら、

気になる建物を撮影して

後から振り返るスタイルなので、

ポイントを逃しているかもしれませんが、

結構楽しめました。

 


【旧横浜銀行本店別館】

(元第一銀行横浜支店)

銀行建築の大家として知られる西村好時(1886-1961)が設計。1929年(昭和4)に第一銀行横浜支店として建設され、1980年(昭和55)から横浜銀行本店別館として使用されていました。横浜市認定歴史的建造物。2020年2月末まで1階には「カフェオムニバス」があり、建物内でお茶ができたそうです。歴史を感じながらお茶ができるのはいいですね。

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《旧横浜銀行本店別館(元第一銀行横浜支店):横浜市認定歴史的建造物》©nico

 


【旧横浜正金銀行本店本館】

(現、神奈川県立歴史博物館)

 

明治建築界の巨頭妻木頼黄(つまきよりなか)による設計。ドイツ・ルネサンス建築。欧米諸国の銀行建築を参考にしつつ、日本の慣習などを考慮した設計だそうです。1969年に国の重要文化財に指定されています。横浜正金銀行は外国貿易関係業務を専門に担う銀行で、大正8年には世界三大為替銀行の一つとなりました。

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《旧横浜正金銀行本店本館(現、神奈川県立歴史博物館):国指定重要文化財、正面から撮影》©nico

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《旧横浜正金銀行本店本館(現、神奈川県立歴史博物館):入口上部(写真中央)のメンダリオンは横浜正金銀行の紋章》©nico

 


馬車道大津ビル】

(旧東京海上火災保険ビル)

 

神奈川県立歴史博物館の斜向かいに建つシンプルなビル。壁面を覆うタイルが特徴的。横浜市認定歴史的建造物。正直、看板がなければ通り過ぎてしまうほど地味な感じですが、1936年(昭和11)に建てられ、現在も現役のオフィスビルだそうです。

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馬車道大津ビル(旧東京海上火災保険ビル):横浜市認定歴史的建造物》©nico

 


【神奈川県庁本庁舎】

 

キングの愛称で呼ばれる高い塔が特徴的。「帝冠様式」という日本的デザインを取り入れた建築の先駆けだそうです。1928年(昭和3)に竣工。1996年(平成8)に登録有形文化財に指定されました。

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《神奈川県庁本庁舎:国登録有形文化財》©nico

 


【横浜開港資料館旧館】

(旧横浜英国総領事館

 

1931年(昭和6)に横浜英国総領事館として建てられ、1981年(昭和56)から横浜開港資料館旧館として使用されている。1854年(安政元年)に日米和親条約が結ばれた由緒ある土地に建つ建造物。中庭にある「たまくす」はペリー来航時にもあったと言われる楠。横浜市指定有形文化財

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《横浜開港資料館旧館(旧横浜英国総領事館):横浜市指定有形文化財》©nico

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《横浜開港資料館旧館(旧横浜英国総領事館):日米和親条約締結時にもあった言われる「たまくす」》©nico

 


さいごに

 

横浜は何度も訪れていますが、

たいてい目的地に行くのみで

お散歩は久しぶりだったので、

たまたま見つけた歴史スポットに

テンション上がりました。

 

異国との関係も深い場所なので、

もっと探せば面白い建物が

見つかりそうな気配がしました。

 

また行きたいです。

 

●参考●

横浜市ウェブサイト
THE YOKOHAMA STANDARD

 

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