こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
今回は数回にわたり
【大阪・奈良】
夫婦ふたり旅についてです。
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
『法隆寺』西院伽藍の圧倒的パワーで
へとへとになった私たちは
お昼休憩後に復活!
『法隆寺』の東院伽藍から
旅を再スタートさせました。
東院伽藍は
聖徳太子の住居であった
斑鳩宮跡地にあたります。
蘇我氏によって太子一族が滅亡された後、
この地は荒れ果てたままでした。
当時の高僧・行信(ぎょうしん)が
荒廃していたこの地を嘆き、
太子を供養するために
国宝「夢殿」(ゆめどの)を建立しました。
屋根の上には宝珠が輝く、
東院の本堂である八角円堂です。
堂内には本尊として
太子の等身大と伝わる
国宝「救世観音像」
(くせかんのんぞう)が
安置されています。
長い間秘仏とされてきましたが、
1884年(明治17)に
岡倉天心が僧侶たちを説き伏せて
開扉させたそうです。
現在は春と秋に特別公開されています。
夢殿の北側には
(鎌倉時代)があります。
1219年(承久元年)の建て替えで
東に舎利殿、西に絵殿、中央に馬道
とされました。
舎利殿は
聖徳太子が2才の春に東に向って合掌され、
その掌中から出現したという
舎利(釈迦の遺骨)を安置する建物です。
絵殿は
聖徳太子の生涯の事跡を描いた障子絵が
納められています。
国宝「東院鐘楼」は
袴腰と呼ばれる形式の鎌倉時代の建築で、
梵鐘は「中宮寺」の刻銘がある
奈良時代のものです。
袴腰付鐘楼としては
最古の遺構です。
東院の北にある国宝「伝法堂」は
聖武天皇の夫人であった
橘古那可智(たちばなのこなかち)の
住宅を仏堂に改造したものです。
当時の住宅建築を伝える
唯一の資料としても
貴重な遺構とされています。
事前にお昼休憩を取っておいて正解。
東院もなかなか見応えがありました。
次は聖徳太子の母である
穴穂部間人皇后ゆかりの
「中宮寺」を訪れました。
(つづく)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
●Information●
●電話 | 0745-75-2555 |
●住所 | 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1 |
●交通 | JR「法隆寺駅」徒歩20分/バス「法隆寺参道」行き法隆寺参道下車 |
JR「王寺駅(北口)」バス「国道横田・シャープ前・法隆寺前」行き法隆寺前下車 | |
近鉄「筒井駅」バス「JR王寺駅」行き法隆寺前下車 | |
●拝観時間 | 【2/22~11/3】8:00~17:00 |
【11/4~2/21】8:00~16:30 | |
●拝観料 | 個人一般1500円など (西院伽藍内、大宝蔵院、東院伽藍内共通) |
●拝観時間などは変更となる場合がありますので、詳細は寺社にご確認ください。 |
●参考●
「法隆寺」ホームページ
「法隆寺」冊子
「法隆寺iセンター」ホームページ
「聖徳太子の寺を歩く―太子ゆかりの三十三カ寺めぐり」(楽学ブックス 古寺巡礼 9)
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
★クリックしていただけたら嬉しいです★