こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
前回に引き続き、
【大阪・奈良】
夫婦ふたり旅の2日目です。
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
朝から法隆寺のメインである
西院伽藍を拝観していました。
世界最古の木造建築が存在する伽藍は
とにかくすべてが凄くて、
やっぱりパワーが違うのか
見ている私もへとへとに。
Googlemapで見る限り、
休憩できそうな所は点在しているけど、
あまり多くなかったので、
休める時に休んでおこうと
最後の力を振り絞って
お店探しをしました。
とりあえず、
法隆寺「東大門」から南に向かって
少し歩いてみることに。
11時過ぎだったこともあり、
1軒目は準備中で
2軒目のお店
『和CAFE 布穀薗』(ふこくえん)
に入ることにしました。
もう考える力も残っていなくて、
営業中だったから入っただけなのですが、
かなり正解だったと思います。
もともとは江戸時代末期・明治時代の
尊攘運動家であり、
司法官であった北畠治房
(きたばたけはるふさ)の
邸宅でした。
↓ 下の写真の「長屋門」
(一部が部屋になっている門)を改築し、
2014年(平成26)に
カフェとしてオープンされたそうです。
かなり立派な門ですが、
最初は裏口から入ってしまったので、
この素敵な門にも気づいておらず、
運よく立ち寄れてよかったなと思います。
カフェの店内や中庭からは
旧邸宅の母屋を見ることができます。
施主は北畠治房で、
宮大工は法隆寺宮大工棟梁で有名な
西岡常一の祖父である
西岡常吉が棟梁を務めました。
この頃から本格的な二階建ての建築が
始まったそうです。
この法隆寺近隣は
立派な和風建築が多いのですが、
やはり宮大工さんたちが
多く住んでいたことも
影響しているのですかね???
店内の家具は下北山村の流木作家さんに
オーダーされているそうで、
吉野産の杉やヒノキが使われています。
椅子は1本の杉をくりぬいて
作られているそうですが、
木のぬくもりを感じられて
座り心地がよかったです。
11時~14時までは
ランチセットがいただけます。
↓ 通常のランチセット以外に
スイーツや前日までに要予約の
ランチセットなど色々ありました。
今回は体力を使いそうなので、
そこそこボリュームのある
「斑鳩名物
竜田揚げランチ」に。
「なぜ、斑鳩名物なのだろう?」と思って
お店の方に聞いてみたら、
由来だそうです。
奈良県産の食材も多く使われています。
ランチセットについていたお素麺は
「ベルブラン」という名前の
栄養価が高い全粒粉入り素麺で
とても珍しいのですが、
布穀薗と三輪素麺の製造元が
コラボして作った商品だそうです。
吉野産の原木しいたけの
お出汁もきいていて
美味しかったな~
最後は追加で
食器は奈良の伝統工芸品である
赤膚焼(あかはだやき)が
使用されているそうですが、
コーヒーも絵柄がかわいい
赤膚焼のカップに入って出てきます。
思いがけず立ち寄ったお店でしたが、
歴史ある建物の中で、
奈良産の食材、食器、家具など、
随所にこだわりが感じられました。
大切に扱われているものに触れると、
身も心も癒されます。
エネルギーチャージできたので、
後半の観光へ続きます。
後半は自分でも信じられないくらい
歩き回りましたので、
お付き合いいただけたら嬉しいです。
(つづく)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
●Information●
●電話 | 0745-44-8787 |
●住所 | 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺2-2-35 |
●交通 | JR「法隆寺駅」から約1.2km |
●営業時間 | 10:00~16:00(L.O.15:45) |
【ランチ】11:00~14:00 | |
●定休日 | 水曜日(祝日営業) |
●予約 | 可 |
●営業時間や定休日などは変更となる場合がありますので、詳細は店舗にご確認ください。 |
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
★クリックしていただけたら嬉しいです★