こんばんは！
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
最近、江戸の歴史を巡るお散歩をする中で、
「老舗のお店」に伺うことが
楽しみになりました。
東京の発展は江戸時代からなので、
江戸時代創業のお店と言えば、
老舗中の老舗になります。
今回は用事で日本橋まで行くついでに、
雑誌でたまたま見かけた
割烹 嶋村でランチをすることにしました。
●nico's favorite points●
●1850年(嘉永3年)創業、九代続く老舗の名店
●ランチは1100円～とリーズナブル
●土曜30食限定で幕末の味を再現した『幕末会席』が食べられる
●東京駅や日本橋駅から近くアクセスがいい
●カウンター席もあって一人で入りやすい
日本橋や神田、浅草など、
東京の東寄りは早くから
町人の街として発展したため、
老舗が結構あります。
仕出し店として創業しました。
やがて料理の味が認められ、
江戸城西の丸の御用仕出しを
務めるようになりました。
幕末の「大江戸料理番付」では、
「勧進元」という最高ランクに
位置付けられています。
山縣有朋といった政治家や、
永井荷風などの文士が通ったそうです。
平日の11：50頃に着いたのですが、
すでに何組か待っていました。
待っている間に注文を決めようと
したのですが迷う。
ランチメニューは
1100円～とリーズナブルで、
どれも惹かれる。
散々迷って、
せっかくだから色々食べられる
会席弁当（3000円）にしました。
待つこと15分程で入れました。
ででーん！
盛りだくさん。
一つ一つが美味しくて美味しくて。
もっと表現力があれば、
ちゃんとこの美味しさが伝わるのに…と、
今回ほど自分の表現力のなさを
悔やんだことはありません。
お刺身は身が引き締まっていて、
弾力がすごい！
煮物はお出汁の美味しさと
ほんのり柚子の香りを感じられる。
天ぷらは海老がぷりぷり。
てんつゆはお出汁がメインで濃くなく、
天ぷらの素材の味を楽しめる。
少しでもこの美味しさが伝わるといいです…
店内はカウンター席もあり、
一人でお昼を食べに来ている人も
多かったです。
また、江戸時代の料理法で
手間暇かけて作られた
土曜日限定【幕末会席】は
いつか食べてみたいです。
休日に人が減るオフィス街ならではの
問題を改善するべく、
街の活性化を狙いとして
儲け度外視で提供されているそうです。
さいごに
最近「グルメ運」が上がっている
のではないかと思うほど、
美味しいお料理に出会えていますが、
こちらのお店はその中でも
上位だと思います。
本当に美味しいし、
何よりも「食」を通して
歴史を感じることができて、
老舗ならではの楽しみ方を覚えました。
どのお店も歴史を調べると、
長く営まれているだけあって、
数々の困難を乗り越えて
歴史と共に歩まれてきたことが伺えます。
割烹 嶋村では、
二代目と三代目が登城の際に
「桜田門外の変」に遭遇したという
エピソードもあるそうです。
さすが老舗。
私の老舗ブームはしばらく続きそうです。
●Information●
| ●電話 | 050-5457-2463 |
| ●住所 | 東京都中央区八重洲1-4-10 1F |
| ●交通 | JR「東京駅」徒歩2分 |
| 東京メトロ「日本橋駅」 徒歩2分 | |
| ●営業時間 | 【平日】ランチ 11:30～14:00 |
| 【平日】ディナー 16:30～21:30（L.O.21:00） | |
| 【土】ランチ 11:30～13:30 | |
| 【土】ディナー 16:30～21:30（L.O.21:00） | |
| ●定休日 | 日曜・祝日 |
| ●予約 | 可 |
| ●営業時間や定休日などは変更となる場合がありますので、詳細は店舗にご確認ください。 | |
●参考●
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