東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

【大阪・奈良旅】いざ、斑鳩へ!『法隆寺』までの道のり

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

大阪・奈良

夫婦ふたり旅の2日目です!

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

2日目は旅のメインでもある

聖徳太子ゆかりの地

奈良『斑鳩』(いかるが)へ

向かいました。

 

世界遺産である

法隆寺」を中心とした地域で

聖徳太子が建造した

斑鳩」に由来しています。

 

605年に太子は都のある飛鳥から

約16㎞離れた斑鳩宮に移られました。

 

当時、推古天皇の御世では

摂政の太子と大臣の蘇我馬子

協調して政を行っていましたが、

太子が斑鳩に移られた理由については

諸説あるようです。

 

馬子との政権争いに敗れたとか、

政治に絶望して仏教に打ち込みたかったとか

言われているようですが、

最近は摂政の立場から

敢えてこの地を選んだという見方が

主流だそうです。

 

斑鳩は当時の日本の玄関口だった難波津に

竜田道や大和川を通じて直結し、

大和の入口にあたるため、

内外を結ぶ情報や前線の基地として

有効であったと見られています。

 

都までは飛鳥と斑鳩を結ぶ「太子道」を

(別名:筋違道、法隆寺街道)

舎人・調子丸とともに

愛馬・黒駒に乗って、

往来されたと伝わっています。

 

いつか太子道も歩いてみたいな…

なんて思って調べていたら、

奈良県のホームページ

「歩く・なら」にルートが載ってたので

ご参照ください。

www3.pref.nara.jp

 

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《『法隆寺五重塔と金堂》©nico

 

法隆寺』へはいくつかルートがありますが、

JR「法隆寺駅」から向かいました。

 

今回の旅行で拠点とした

大阪・天王寺駅から

奈良・法隆寺駅までは

JR大和路線・快速で20分ちょっと。

 

思ったより近かったです。

 

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《『JR法隆寺駅』大阪・天王寺駅から快速で約30分》©nico

 

JR「法隆寺駅」から『法隆寺』へは

徒歩(約20分)で向かいました。

 

バスやレンタサイクルなどもあるようです。

 

観光ルートや交通機関

観光地を巡るお得なチケットなどの情報は

斑鳩町観光協会」主催の

 法隆寺iセンター」のホームページが

わかりやすかったのでご参考ください。

(リンクは貼っていませんので、

検索してみてください)

 

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《『斑鳩町法隆寺駅の前にある地図》©nico

 

JR「法隆寺駅」から「法隆寺」まで

県道大和高田・斑鳩線を

ひたすら北上したのですが、

はっきり言って観光できるような

珍しいスポットもなく

ひたすら歩いただけでした。

 

国道25号に出る一本手前の道を

左に曲がって進んだところに、

いせみち道標」があり、

少しずつ趣が出てきました。

 

国道25号ができる前は、

この辺りから法隆寺参道

始まっていたようです。

 

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《『いせみち道標』法隆寺参道の手前にある道標》©nico

 

「いせみち道標」のすぐ先には

法隆寺献灯一対」も

ありました。

 

松の並木も現れて

参道っぽくなってきました。

 

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《『法隆寺献灯一対』かつてはこの辺りから法隆寺参道が始まる》©nico

 

さらに北へ進むと左側に

史跡らしきものを発見!

 

これまであまりにも

観るものが少なかったので、

テンション上がります。

 

↓ 写真ではわからないですが、

こちらの場所は民家の敷地なのかどうか

よくわからない極細の道を通らなければ

入っていけない所でした。

 

入るかどうか迷ったのですが、

法隆寺に関する見逃したらもったいない

史跡かもしれないと思って入りました。

 

が、

近づいてみたら、

予想もしていなかった浪曲にまつわる石碑。

 

ひっくり返りそうになりましたが、

せっかくなので記録に残しておきました。

 

明治期の浪曲家・吉田奈良丸

初代奈良丸碑」だそうです。

 

浪曲界で門生の育成や台本の改作などの

功績があった方のようです。

 

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《『初代奈良丸碑』明治期の浪曲家・初代吉田奈良丸 頌徳碑》

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《『初代奈良丸碑』傍にあった頌徳碑についての説明》

 

さらに先に進むと国道25号とぶつかり、

いよいよ本格的な法隆寺参道が

見えてきました。

 

ちなみにこの参道は

とても美しい松並木なのですが、

500m位ある砂利道で

国道25号から3分の2位進まないと

脇に出られません。

 

砂利道は歩きにくいし、

途中で脇にあるお店に寄りたくても

すぐに出られないので要注意です。

 

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《『法隆寺参道』国道25号を渡ると参道が始まります》©nico

 

参道の先には法隆寺が!

 

ワクワクしてきましたが、

JR「法隆寺駅」からここまでの道のりは

観るものがほとんど無い上に

結構な距離と時間がかかりました。

 

法隆寺参道まではバスやタクシーなどの

交通手段を考えてもいいのかなと思いました。

 

次回はいよいよ「法隆寺」について

少しずつご紹介させていただきます。

(つづく)

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

●参考● 

法隆寺iセンター」ホームページ

「いかす・なら」ウェブサイト

斑鳩の記憶データベース

 

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

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