こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
以前に「美貌の女帝」を読み、
飛鳥~奈良時代への移行期が
気になりました。
そこで手に取ったのが、
『平城京』。
安部氏の
「古代史四部作」の一つ。
※古代史四部作はこちら。
主人公は阿倍船人。
(あべのふなびと)
歴史書には存在する人物ですが、
本書の設定にある
実在する阿倍比羅夫の血縁かどうかは
わかっていないようです。
さて、
長安に並ぶ都を!と、
わずか3年で建造するよう命ぜられた
平城京。
時の権力者であった藤原不比等より
平城京造営司に仰せつかったのは
阿部宿奈麻呂。
(あべすくなまろ)
白村江の大敗の責任を
一身に負わされた
阿部比羅夫の長男で、
この機会に名門・阿部家の挽回を
図ろうとしていました。
その宿奈麻呂が弟の船人に
平城京造営に手を貸すよう求めます。
平城京造営の背景には
白村江の戦いから続く、
壬申の乱後の天智派と天武派の
外交問題を巡る争いもあり、
度々プロジェクトを妨害する邪魔が入り、
スムーズには事が進みません。
死傷者が出るほどの度重なる妨害に
犯人探しも行われます。
これに葛城一族の名誉挽回や
行基率いる技術集団の存在、
百済からの亡命者も絡んできます。
今回はミステリーの要素も強く感じられ、
どんどん読み進められました。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
(↓ 時代順)
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