こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
その中で
歴史小説を読むようになったのは、
ひとり散歩をする内に
東京の成り立ちや歴史に
興味をもったからです。
なので、
現在の「東京」の基礎ともなった
江戸時代初期の作品を中心に
読んでいましたが、
段々と江戸時代以前の歴史が
気になるようになりました。
そこで、
今回は一気に遡って
飛鳥時代の作品を手に取りました。
607年の遣隋使を題材にした
『姫神』です。
安部氏の
「古代史四部作」の一つ。
※古代史四部作はこちら。
遣隋使と言えば、
「日出ずる処の天子、
書を日没する処の天子に致す…」
で始まる国書と、
使者の小野妹子の
印象が強いです。
本書ではその遣隋使を
当時の国内外の不安定な情勢を背景に
厩戸皇子主導のもと
各国各所と協力しあって
平和を実現しようとする
壮大な計画として描かれています。
そして、
その計画を遂行するために、
宗像一族が
橋渡し役を命じられ、
焦点が当てられています。
宗像一族は
世界遺産に登録されている
「日本書紀」にも登場する
古い歴史を持つ一族。
航海の難所だった玄界灘に対して
独自の造船技術と航海法を持ち、
古来より朝鮮半島や中国大陸と
交易があったため、
遣隋使に随行するよう求められます。
当時の緒外国と倭国の関係性や、
仏教を推進した理由などにも
本書では触れられています。
国内外の反対勢力との攻防も激しく、
隋までの道のりは苦難の連続…
ハラハラしながら
一気に読み進められました。
(↓ 時代順)
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