東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

【寺社仏閣さんぽ】『奥澤神社(奥沢)』室町時代創建、災厄除の神様

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

東急目黒線奥沢駅」からほど近い

奥澤神社』に行ってきました。

 

東急大井町線東横線自由が丘駅」からも

徒歩5~6分で行けます。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』自由通りに面した神社入口》©nico

 

6月は「夏越の祓」で

鳥居に茅の輪が設置されていたので、

くぐってお参りしました。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』夏越の祓、茅の輪》©nico

 

奥澤神社』は

かつてこの地を領していた

世田谷城主吉良氏の家臣

大平氏が

室町時代に奥沢城を築城するにあたり、

守護神として勧請したと

伝えられています。

 

御祭神は

譽田別尊(ほんだわけのみこと)

稲倉魂命(うがのみたまのみこと)。

 

境内に入ると、

大きめの狛犬

その奥に手水屋が見えます。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』狛犬》©nico

 

9月の例祭で行われる

大蛇お練り」が有名ですが、

江戸時代中期から続いている神事で、

東京都の無形民俗文化財

指定されています。

 

藁製の大蛇が氏子に担がれて

半日間町内を練り歩くもので、

厄除けの大蛇として

知られています。

 

厄除けなどの祈願のために

藁縄で編んだ蛇を祀る行事は

都内に数例あるそうですが、

蛇を担いで練り歩くのは

都内では奥澤神社のみで、

生活文化の特色を示すものとして

重要だそうです。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』大蛇お練り行事についての案内板》©nico

 

社殿は「尾州」を使って、

室町期の様式を採用しており、

都内でも他に類を見ないそうです。

 

尾州檜」は木曾谷に生育する

樹齢300年以上もの

希少な天然の檜です。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』本殿と神楽殿》©nico

 

境内には鳥居の手前に道標

手水屋の近くに

世田谷区保存樹木に指定された

シイノキなどがあります。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』道標:「右品川みち 左めぐろみち」と記されている》©nico

 

また、本殿の左奥には

「べんてんみち」と記された奥に

八幡小学校発祥之地」記念碑、

境内社弁才天

地蔵尊などがあります。

 

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《『奥澤神社(奥沢)』「八幡小学校発祥の地」記念碑と弁才天社》©nico

 

小さな神社ですが、

平日にも関わらずひっきりなしに人が

訪れていました。

 

また、

大きな樹木が多くあって緑も濃く、

とても神秘的な雰囲気の神社。

 

都会にいることを

一瞬忘れてしまうような場所でした。

 


●Information●

奥澤神社

●電話 03-3718-2757
●住所 東京都世田谷区奥沢5-22-1
●交通 東急目黒線奥沢駅」より徒歩2分
東急大井町線東横線自由が丘駅」より徒歩6分
●内容は変更となる場合がありますので、詳細は神社にご確認ください。

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