こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
家族(夫+私+犬)で
千葉県館山市に
滞在しておりました。
夫の仕事は偶然にも
大半がキャンセルされたものの、
いくつかはリモートワークで
対応する必要がありました。
なので、
その間に朝ごはん用のパンを
買いに行くことにしました。
その道中に見つけたのが、
この看板です。
街歩きの楽しみを覚えてからは
こういう看板は見逃せません!
なんと、
『鮪延縄漁・安房節記念碑』は
「すぐそこ」と書いてある!
きょろきょろしてみたら、
それらしきものを発見したので
行ってみました。
道路より少し高い位置で
美しい景色が見渡せる場所に
記念碑はありました。
記念碑や看板の説明によると、
鮪延縄漁(まぐろはえなわりょう)は
江戸期に始まり、
明治期には大型船が操業され、
大変な賑わいだったそうです。
ただ過酷な漁でもあり、
遭難事故が相次ぎました。
そのような中で、
漁師の士気を鼓舞するために
生まれたのが「安房節」です。
向かって右側には
「石井治郎氏顕彰碑」
というものが建てられていました。
石井治郎氏という方をはじめ、
地元の方々の協力で建立された
記念碑であることが刻まれています。
『鮪延縄漁・安房節記念碑』には
それぞれの説明の最後に
「この記念碑は祖先の偉業を顕彰し
後世に残すために建立する」
と刻まれていました。
地元の方々にとって
どれだけ大切な遺産であるかが
伝わってきます。
以前に読んだ
『江戸の風』という本でも、
紀州から江戸・千葉に移って来た
漁師によって、
江戸の漁業が開拓されていく様子が
描かれていました。
環境が違うと漁法も変わり、
一から研究に研究を重ねて
新しい漁法を確立していくという、
想像以上に大変な作業だということも
知りましたが、
そんなことも思い出しました。
思いがけず立ち寄った場所でしたが、
地元の漁師さんの熱い心に触れて
グッとくるものがあり、
しばらく佇んでいました。
(つづく)
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
●参照●
●関連記事●
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
★クリックしていただけたら嬉しいです★