東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

【学び】『國學院大學博物館(渋谷)』企画展「祓-儀礼と思想-」

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

渋谷にある

國學院大學博物館』の

企画展「儀礼と思想-」に

行ってきました。

 


 

企画展

儀礼と思想-」

 

(2023年5月20日~2023年7月9日まで)

 

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《『國學院大學博物館(渋谷)』表の入口」》©nico

 

大学の研究成果や歴史などを

展示する大学設置の博物館は

以前から興味があり、

常々行ってみたいと思っていました。

 

今回、

神社で行わる神事の一つ、

夏越の祓」が

6月に行われていることや、

最近ハマっている

古代史を題材にした歴史小説

神道の行事がよく出てくることもあり、

」をテーマにした

この企画展を訪れることにしました。

 

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《『國學院大學博物館(渋谷)』企画展「祓-儀礼と思想-」》©nico

 

本展では祭祀とともに

神道の中核にある儀礼とされる

」について、

何のために行い、

どんな歴史があるのか

主に大学所蔵の資料を通して

見ることができます。

 

そもそも「」の信仰は

素戔嗚尊スサノオノミコト)が

高天の原で犯した罪

(稲作や祭祀の妨害)の代償として、

贖罪を課して天上から追放したことが

起点となるそうです。

 

そして、現在の祓やその理解は

古代から同じ様に

定まっていたわけではなく、

道教・仏教・陰陽師儒教などと

関りながら、

日本の宗教文化として変容し、

現在に至っています。

 

また、

そういった様々な影響を受けて、

中世以降は「祓」が

外的な罪や穢れを除去するばかりでなく、

人間の内面も清浄にするもの

意味するように変わっていったことが

興味深く感じました。

 

祓に使う用具や思想などを通して、

歴史の中での様々な変化を

見ていくことができて面白かったです。

 

ただ、

新しく知る内容も多く、

正直ついていくのが精一杯でした。

 

もっと知識があれば

より楽しめるだろうな…と思いながら

周ったのですが、

ミュージアムショップでいいものを発見!

 

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《『國學院大學博物館(渋谷)』「神道史」と「祓」の冊子」》©nico

 

神道の歴史を学べる

「資料で見る 神道史」(400円)と

企画展の

「祓」(1000円)。

 

神道史」は私のように

神道の基礎から学びたい入門者にも

わかりやすい内容だし、

「祓」は今回の企画展の内容を

後でゆっくり見返すことができます。

 

お値段も大学価格⁈なのか

お手頃なのも嬉しい。

 

企画展「儀礼と思想-」は

7月9日(日)まで!

 

興味のある方はお早めにどうぞ!

 


●Information●

國學院大學博物館

●電話 03-5466-0359
●住所 東京都渋谷区東4-10-28
●交通 JR・東急・メトロ各線「渋谷駅」から口徒歩13分
JR埼京線「渋谷駅」新南口から口徒歩10分
メトロ「表参道駅」B1出口から徒歩15分
JR・メトロ「恵比寿駅」から徒歩15分
都営バス「国学院大学前」または「東四丁目」下車
●開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
●休館日 不定
●入館料 無料
●開館時間や休館日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。

museum.kokugakuin.ac.jp

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