東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。時々家族との時間も書いています。

●ふたり/ひとり時間に観光●名古屋城 (vol. 1):名古屋の名所はやっぱりここ!~天守閣と隅櫓~

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

先日、夫と急遽

名古屋へ行くついでに

弾丸日帰り旅行をしましたが、

ひとり旅としてもおすすめなので

ご紹介します。

 

名古屋に到着して

まずランチをいただいた後は

名古屋城へ行きました。

 

見所が盛りだくさんなので、

まずは天守隅櫓をご紹介します。

 


名古屋城

nico's favorite points●

●間違いなく名古屋のシンボル
●近世城郭の最新技術が結集
●御三家筆頭・尾張徳川家の居城
●国重要文化財となっている建造物も多数あって見所が多い
名古屋駅から近い


nagoya-castle-main-tower

名古屋城:現在の天守閣》©nico

やはり天守閣の大きさと

城郭内の広さに圧倒されました。

 

名古屋城は1610年(慶長5)に

家康が加藤清正福島正則

西国大名20家に命じて普請されました。

 

防衛を固めることと、

諸大名への抑止効果

意味がありました。

 

1615年(慶長20)にほぼ完成すると、

尾張初代藩主として

家康の九男・義直が入り、

その後名古屋城

御三家筆頭・尾張徳川家の居城となり、

江戸260年にわたって栄えます。

 

名古屋城の築城がはじまった年は

近世の城郭築城技術の完成期にあたるため、

徳川の威信をかけた名古屋城には、

当時の最新の技術

注ぎこまれました。

 

1612年(慶長17)に完成し、

城郭としては国宝第一号となりましたが、

戦災により焼失し、

現在は往時の姿をよく伝える

国内屈指の城郭として、

国の特別史跡に指定されています。

 

また、名古屋のシンボルとして

天守閣の再建を望む市民の声が高まり、

鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されました。

 

五層五階の天守

史上最大級だそうです。

 

現在は設備の老朽化や

耐震性の確保などの問題に対応するため、

残念ながら閉館していますが、

外観だけでも当時の威光が偲ばれます。

 

 

nagoya-castle-sumiyagura-tatsumiyagura

名古屋城重要文化財の東南隅櫓(辰巳櫓)》©nico

名古屋城にある3つの隅櫓

創建時のまま現存しており、

いずれも国の重要文化財

指定されています。

 

その内の一つ

東南隅櫓」(別名、辰巳櫓)は

東門から入城すると、

本丸内で一番最初に見えてきます。

 

1612年(慶長17)頃に建造され、

鬼瓦などには徳川家の葵紋が

使われています。

 

外観二重、内部三階の構造で

出窓には「石落とし」が

設けられています。

 

三階東側の屋根の軒に弓なりになった

軒唐破風(のきからはふ)という

格式の高い装飾が施されている

ことが特徴です。

 

nagoya-castle-sumiyagura-hitsujisaruyagura

名古屋城重要文化財の西南隅櫓(未申櫓)》©nico

「本丸表二之門」を挟んで

「東南隅櫓」の対になる場所に

西南隅櫓」(別名、未申櫓)が

あります。

 

規模構造は東南隅櫓と同じですが、

「石落とし」が西と南の2方向にあり、

破風の形状も異なっています。

 

1923年(大正10)に

災害により倒壊しましたが、

名古屋離宮時代に

宮内省によって修復されたため、

鬼瓦などに菊花紋

見られるのが特徴です。

 

nagoya-castle-sumiyagura-inuiyagura

名古屋城重要文化財の西北隅櫓(戍亥櫓)》©nico

本丸の北西にある御深井丸(おふけまる)に

西北隅櫓」(別名、戍亥櫓)

があります。

 

屋根三重・内部三階の構造。

 

三重櫓天守に匹敵する大きさ

櫓の中では最高の格式と言われ、

天守を持たない城では

天守の代用とされました。

 

西北隅櫓は

清州城天守を移築したと

伝えられています。

 

江戸時代から現存する三重櫓の中では、

熊本城・宇土櫓に次いで、

全国で2番目の大きさだそうです。

nico's memo:

破風
切妻造や入母屋造の屋根の両端の三角部分。

 

参照:コトバンク


●Information●

名古屋城

●電話 052-231-1700
●住所 愛知県名古屋市中区本丸1番1号
●交通(電車) 地下鉄名城線名古屋城」 下車 7番出口より徒歩 5分
名鉄瀬戸線東大手」 下車 徒歩15分
●交通(バス) 栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
なごや観光ルートバス「メーグル」
基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分
●開園時間 9:00~16:30(本丸御殿への入場は16:00まで)
●休園日

12月29日~31日、1月1日(4日間)

ただし、催事等により変更となる場合があります。

●観覧料 大人:500円、中学生以下:無料、他
●開園時間や休園日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。
●見学にかかる所要時間は約1時間~1時間30分。
●駐車場は名古屋城ホームページをご確認ください。


●参考●

名古屋城ホームページ
犬山城を楽しむためのサイト

Copyright 2022 nico All rights reserved.