東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ひとり時間にアート●松岡美術館(目黒・白金):紀元前の作品をこんなに間近で見られるなんて

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間の楽しみ方を模索しています。

 

今年8月に目黒の

松岡美術館

に行った時のことを書きます。

※今年の6月からブログを始めたいと思いながら今に至るので、内容が若干古いです…

 

目黒駅からずんずん歩いて

15分位の静かな場所にある

美術館です。

 

以前に行った

東京都庭園美術館

から徒歩8分位の所にあります。

元気があれば

1日で両方行けるかも。

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

こちらも「ぐるっとパス」の

対象施設でパスがあれば入場無料でした。

FYI:ぐるっとパス 2022」は2,500円で最初の利用日から2か月間有効のQRコードチケット。東京を中心に約100の美術館・博物館などの施設に無料/割引価格で入場可能。販売期間は2023年1月31日まで。詳細はこちらをご覧ください。

 

どっしりと構えた外観から

何となく静かにゆっくり鑑賞できそうな予感。

Exterior-of-Matsuoka-Museum-of-Art

松岡美術館:外観》©nico

こちらは実業家である

松岡清次郎氏の私立美術館。

 

松岡氏が約半世紀にわたり蒐集した

約1800の所蔵品を

企画/常設展示しています。

 

日本画の蒐集から始まり、

中国、日本、朝鮮、ベトナムなどの

陶磁器、西洋絵画、現代彫刻、

古代東洋彫刻、古代オリエント美術などへと

広がって行ったそうで、

多岐にわたる作品を鑑賞できます。

 

館内は静かで厳かな感じ。

何より驚いたのは

紀元前1500年位に造られた作品が

手の届くような

至近距離で見られることです。

Archaeological-Art-of-Matsuoka-Museum-of-Art

松岡美術館:エネヘイ像(左、B.C.1279- B.C.1213年頃)、セクメト神像(右、B.C.1550- B.C.1295年頃)》©nico

そして、古代東洋彫刻エリアでは

《菩薩半跏思惟像》をはじめとした

中国・ガンダーラの仏教彫刻群、

インドのヒンドゥー教神像、

カンボジアのクメール彫刻が

展示されていました。

 

一つのエリアに様々な地域や宗教の

彫刻が置かれているので、

お顔立ちやポーズの違いが

はっきりとわかり

興味深かったです。

 

また、「めぐりあうものたち vol.2」の

企画展では中国の陶磁器や

東洋の文化に影響を受けた

西洋絵画が展示されていました。

Ceramics-of-Matsuoka-Museum-of-Art

松岡美術館:青花雲龍文扁壷、清時代 乾隆期 景徳鎮窯》©nico

雨の日の夕方だったことも

影響しているのか、

私が館内で目にした訪問者は

2人だけでした。

 

しかし、その訪問者の方は

一人が中年男性、

もう一人は高校生位の男の子で、

お二人とも閉館時間まで

熱心に作品を観られていました。

 

もしかしたら、

コアなファンがいる

知る人ぞ知る美術館なのかもしれない

と思いました。

 

小規模な割に作品数も多いし、

建物も立派なので、

訪問者が少ないのは

もったいない気もしますが、

観る側としては

静かな環境でゆっくりと鑑賞できて

とても充実した時間を持てました。

www.rekibun.or.jp

www.matsuoka-museum.jp

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