こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
昨年からひとり時間にハマり、
東京の街歩きをするようになって、
成り立ちや歴史を知りたいと
思うようになりました。
東京を歩いてみると、
坂が多いことに気づきます。
東京23区内だけで
600以上あるそうです。
今回は東京の地形の特徴と
坂が多い理由をまとめてみました。
【東京都の地形の特徴(島しょ部を除く)】
●東西に細長い
●4つの地形から成り立つ
●西から東へ段々低くなる
東京は島しょ部を除くと、
東西約85km、南北約25kmで
東西に細長い形です。
山梨と埼玉に接する山間部の西側から
東京湾に続く東側へ
4つの地形で成り立っています。
1.関東山地
2.多摩/狭山丘陵
3.武蔵野台地
4.東京低地
1.~4.に進むにつれて
低くなっていきます。
ちなみにこの勾配は
西から東に水を送った
玉川上水の建設に役立ったそうです。
また、江戸時代以降は
東京の主要な町や施設は
武蔵野台地の地形を活かして
造られることが多かったそうです。
【東京23区内に坂が多い理由】
●東京23区内は武蔵野台地と東京低地で成り立つ
●坂が多い理由は2つ
(1) 台地と低地の高低差
(2) 台地内陸部の谷底地
《上の地図について》
1.青いポイント:JR京浜東北線の主要駅
2.青い線:JR京浜東北線のルート
3.黄色のポイント:台地と低地の高低差によってできた坂
4.緑のポイント:台地内陸部の谷底地にできた坂
東京23区内は
東京低地で成り立っています。
上図の青いポイントと線が示す
JR京浜東北線のルートが
台地と低地の境になります。
黄色のポイントの
高低差によって生まれた坂が
ほぼ京浜東北線ルートと
重なっています。
また、緑のポイントは
川の浸食によってできた谷底地で
そこにも坂が生まれています。
渋谷、小石川、目黒、市谷などが
谷底地となります。
以前に行った豊島区高田の
「のぞき坂」は
東京一急な坂と
言われていますが、
こちらは川の浸食によってできた
谷底地の坂になります。
hitorijikan-nico2.hatenablog.com
街歩きをしていて、
何となく気になった東京の地形ですが、
改めて知ると
無意識に歩いていた道路や坂、
全く興味のなかった建物など
色々と気になるものが増えてきました(笑)
いくつになっても
「知る」ことは面白いなと思います。
「ひとり時間」の効果です。
●参考●