東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。時々家族との時間も書いています。

【慶應義塾大学】『図書館旧館』キャンパスで文化財に触れる

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

先日、

慶應義塾大学三田キャンパス」を

訪問しました。

 

●今回のお散歩(慶應義塾大学)●
三田キャンパス内で文化財や歴史に触れ、ランチをし、ミュージアムでアートを鑑賞。慶應三昧な一日を楽しみました!

1.【文化財】図書館旧館《本ページ》

2.【ランチ】カフェ八角塔

3.【歴史】慶應義塾史展示館

4.【アート】慶應義塾ミュージアム・コモンズ

 

以前から大学の前は通っていますが、

厳かな雰囲気に圧倒されておりました。

 

しかし、

別途ご紹介予定の大学に隣接した

慶應義塾ミュージアム・コモンズ」へ

行く機会を作ったため、

少しだけ勇気を出して

キャンパス内に入ってみることにしました。

 

実は以前にGooglemapで

この付近のカフェを調べていた時に

図書館旧館』内の

「カフェ八角塔」が表示されていました。

 

単なる学食かと思いきや、

落ち着いた雰囲気で

一般利用もできそうだったので、

いつか行ってみたいな…と

思っていたのです。

 

まずは「図書館旧館」に近い

東門」へ。

 

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《『慶應義塾大学』東門のある「東館」》©nico

 

背の高いアーチが素敵な「東館」。

 

一応守衛さんに

「一般人だけど入ってもいいか」、

「写真を撮ってもいいか」を確認。

 

意外なくらい気さくに

「どうぞどうぞ!

どんどん撮っちゃって~」と言われて、

肩の力が抜けました。

 

東門のある

東館」の階段を上がっていくと、

図書館旧館の「八角」が

見えてきます。

 

もう素敵~💓

 

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《『慶應義塾大学』東館から見える図書館旧館》©nico

 

東館を抜けたら左に曲がり、

東館から図書館旧館の方へ

架けられた橋の下をくぐったら、

(↓下の写真)

すぐ右手にある階段を上がっていきます。

 

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《『應応義塾大学』東館から図書館旧館の方へ架かる橋》©nico

 

階段を上がって後ろを振り返ると、

「東館」が見えます。

 

アーケードの上のペンマークの下には

ラテン語

天は人の上に人をつくらず、

人の下に人をつくらず」という

福澤諭吉の「学問のすすめ」の

冒頭にある言葉が記されています。

 

↓写真では小さくて見えにくいですが、

スポットとしてホームページにて

紹介されていたので、

機会があれば実物をご覧ください。

 

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《『慶應義塾大学』図書館旧館の方から見た「東館」》©nico

 

そして階段を上がった右手に

図書館旧館」の

立派な建物が見えました!

 

後で知ったのですが、

こちらは

慶應と言えば…三田の赤煉瓦の

八角塔を備えた図書館」と

人が思い浮かべるほど、

象徴的な建物のようです。

 

創立50年を記念して

1912年(明治45)に

建てられました。

 

書籍20万冊、

閲覧席200名以上を収容しうるのは、

当時の大学図書館としては

画期的だったそうです。

 

地震や戦災をくぐり抜け、

現在も展示館やカフェとして

利用されています。

 

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《『慶應義塾大学』国指定重要文化財「図書館旧館」》©nico

 

曾禰達蔵・中條精一郎の設計による

華やかな外観が特徴の

レンガと花崗岩でできた

ゴシック様式建築

 

明治後期の代表的建造物として

国指定重要文化財

となっています。

 

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《『慶應義塾大学』国指定重要文化財「図書館旧館」案内板》©nico

 

設計士曾禰達蔵

日本銀行本店や東京駅などを設計した

辰野金吾とともに

ジョサイア・コンドルに学んだ

日本における建築家の第1期生。

 

三菱一号館などの丸の内のオフィスビル

現場監督として関与したり、

設計したりしています。

 

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《『慶應義塾大学』国指定重要文化財「図書館旧館」の入口》©nico

 

入口から中に入ると、

すぐ右手にカフェ「八角」、

2階に「慶應義塾史展示館」が

ありました。

 

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《『慶應義塾大学』国指定重要文化財「図書館旧館」の1階》©nico

 

キャンパス内にはいくつも

文化財や歴史的建造物があるようですが、

図書館旧館内の1階左奥には

手古奈』という作品名の

彫刻がありました。

 

明治から大正期に活躍した彫刻家

北村四海による

近代日本最大規模の

日本では珍しい大理石彫刻

 

万葉集に謳われた女性が

表現されています。

 

図書館の建設に合わせて

北村氏より寄贈されました。

 

戦争で損傷しましたが、

それ自体も歴史の記録として

痕跡を残して修復されているそうです。

 

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《『慶應義塾大学』北村四海による大理石彫刻「手古奈」1909年頃》©nico

 

そして、

2階へと続く階段の踊り場にある

1915年完成(1974年復元)の

ステンドグラス」。

 

封建社会を象徴する鎧姿の武将が、

慶應のペンマークを持った女神

迎える図柄。

 

下部にはラテン語

ペンは剣よりも強し」とあり、

義塾建学の精神を象徴しています。

 

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《『慶應義塾大学重要文化財「図書館旧館」にあるステンドグラス》©nico

 

この後は館内にあるカフェ

八角塔』でランチをしましたので、

次回にご紹介します。

(つづく)

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 


●Information●

慶應義塾図書館旧館

●電話

お問い合わせ先はこちらをご確認ください。

●住所 東京都港区三田2-15-45
●交通 都営三田線浅草線三田駅徒歩7分
JR「田町駅」徒歩8分
都営大江戸線赤羽橋駅」徒歩8分
●詳細は施設にご確認ください。

www.keio.ac.jp

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