東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。時々家族との時間も書いています。

【お散歩】『深大寺(調布)』縁結びと厄除けにご利益がある古刹

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

今回は夫と一緒に犬連れで

深大寺』周辺をお散歩したので、

ご紹介します。

 

●今回のお散歩(調布・深大寺)●
東京で浅草寺に次ぐ古刹「深大寺」を夫と犬連れでお散歩しました。

1.【お散歩】深大寺《本ページ》

2.【お土産】元祖嶋田家

3.【お土産】深大にぎわいの里 調布卸売センター

 

深大寺』は新宿から

京王線特急で約15分の調布駅から

徒歩約30分の所にあります。

 

調布駅から小田急京王バスも出ていて、

約15分で着きます。

 

犬のお散歩も兼ねているので、

私たちは徒歩で向かいました。

 

調布駅北口から電通大通りを北に進み、

調布駅北口交差点を右折し、

せっかくなので「天神通り商店街」に入って

北進していきました。

 

調布は水木しげるさんが

40年以上過ごされた場所らしく、

商店街にも至る所に

ゲゲゲの鬼太郎に登場する

キャラクターのオブジェがあります。

 

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《『天神通り商店街(調布)』ゲゲゲの鬼太郎のオブジェが所々に見られる商店街》©nico

 

ひたすら歩き続け、

途中で「布田天神社

(ふだてんじんじゃ)を

横目に見ながら通り過ぎました。

 

社伝によると「布田天神社」は

1940年前の

第11代垂仁天皇の御代に創建された

多摩地方有数の古社だそうです。

 

寄りたい気持ちもありましたが、

今回のメインは深大寺なので

先に進みます。

 

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《『布田天神社(調布)』約1940年前に創建された多摩地方有数の古社》©nico

 

さらに特に何もないところを歩き続け、

佐須街道にぶつかった所で

突如お店が立ち並んでいるエリアが

現れました。

 

深大にぎわいの里

調布卸売りセンター」だそうです。

 

とても気になったのですが、

後回しにして先に進みます。

 

野川で橋場橋(はしばはし)を渡って

北に進むと、

ようやく深大寺通りにぶつかり、

人の賑わいが見えてきました。

 

犬連れも多かったです🐶

 

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《『深大寺(調布)』参道にはお蕎麦屋さんやお土産屋さんが》©nico

 

深大寺733年(天平5)に

満功上人によって創建されました。

(まんくうしょうにん)

 

東京では浅草寺に次ぐ古刹となります。

 

まず目に入る

江戸時代初期に造られた山門

調布市有形文化財

指定されています。

 

2月中旬に訪問したので

ほのかに香る梅の花に癒されました。

 

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《『深大寺(調布)』梅と有形文化財の山門》©nico

 

山門をくぐった先に本堂があります。

 

中央の向拝にある彫り物が立派。

 

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《『深大寺(調布)』本堂:本尊は「阿弥陀如来」》©nico

 

緑に囲まれた境内はとても広くて、

本堂の他にもお堂が点在しており、

様々な神様が祀られています。

 

中でも

縁結び厄除けにご利益がある

神様で有名です。

 

まずは湧水が豊かな土地で

寺名の由来でもある水神の

深沙大王」は縁結びの神様。

(じんじゃだいおう)

 

次に元三大師堂に祀られる

人並みはずれた霊力により

数々の奇跡を起した

元三大師」(がんざんだいし)は

その霊力にあやかり厄除け祈願が有名。

 

秘仏なので普段は公開されていませんが、

坐像で2mもある

日本最大

元三大師像を安置しています。

 

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《『深大寺(調布)』境内マップ》©nico

 

そして特筆すべきは

東日本最古都内寺院唯一

国宝である「釈迦如来」。

 

なんと飛鳥時代に制作されたそう。

 

西門に近い釈迦堂で拝観することができます。

 

ちょうど少し前に

法隆寺飛鳥時代の仏像を

見てきたところだったのですが、

東京でも白鳳期(飛鳥時代後期)の

仏像が見られるのかと胸が高鳴りました。

 

しかも後で知ったことですが、

調査の結果、

法隆寺の夢違観音(ゆめたがいかんのん)や

薬師寺の香薬師如来立像と同様に

大和地方にあった同一工房の制作だと

みられているとのこと。

 

何だか「わ~つながった!」と

密かに嬉しくなりました。

 

また、

これらの三仏は技術的に難しい

純銅を鋳造しており、

当時の最先端技術が使われているため、

中央に近い人物が造らせたのではないか

という見方もあるそうです。

 

釈迦如来像は撮影禁止のため、

釈迦堂の北側面を撮影 ↓

 

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《『深大寺(調布)』通路を先に進むと、国宝「釈迦如来像」が拝観できます》©nico

 

なんとはなしに

境内西側の「開山堂参詣道」という

細い階段を上がっていったら、

開山堂」がありました。

 

昭和時代に新築されましたが、

奈良時代様式の堂宇だそうです。

 

薬師如来を本尊として祀っています。

 

この開山堂がある高台からは

緑豊かな境内が一望できました。

 

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《『深大寺(調布)』開山堂と高台から見える景色》©nico

 

駅から遠いのが難点ですが、

参道にはお蕎麦屋さんや甘味処などの

お店がたくさんありますし、

自然豊かな神代植物公園も近隣にあり、

お散歩にはとてもいい場所でした。

※一部ペット入場不可

 

次回は

深大寺参道をご紹介します。

(つづく)

 

最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 


●Information●

深大寺

●電話 042-486-5511
●住所 東京都調布市深大寺元町5-15-1
●交通 京王線調布駅」徒歩約30分
京王/小田急バスあります
●寺務所対応時間 9:00~17:00
●開館時間や定休日などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。

参照:

深大寺ホームページ

布田天神社ホームページ

コミュニケーションサイト「いろり」

 

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