東京ひとり時間

無趣味だったアラ50主婦。「ひとり時間」を楽しんでいる内に充実した日々を送れるようになってきました。そんな日々の記録です。

●ふたり時間にお散歩●興福寺(奈良):世界遺産、平城京遷都が行われた710年に創建

こんばんは!

都内在住アラフィフ主婦のnicoです。

ひとり時間を楽しんでいます。

 

今回は夫と旅した二泊三日の

京都・奈良

ふたり時間

について書きます。

 

◎旅行の全行程まとめ記事は下記をご覧ください。

hitorijikan-nico2.hatenablog.com

 

2日目

いよいよ奈良に移動。

 

京都から近鉄線特急だと

35分で着いてあっという間でした。

 

先にホテルに荷物を預けたりして、

11時頃から観光開始。

 

三条通りから興福寺に向かいました。

 


興福寺

nico's favorite points●

平城京遷都が行われた710年(和銅3)に藤原不比等が創建
藤原氏とともに栄え、室町時代には大和国を事実上支配
●1998年(平成10)に世界遺産登録、国宝や重要文化財も多数あり

●奈良のシンボル「五重塔」は京都・東寺に次ぐ高さを誇る
●戦災や天災で建物が焼失するも、都度、奈良時代の様式で復興


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興福寺(奈良):南円堂(重要文化財)》©nico

三条通奈良公園の方へ進み、

猿沢池の手前で左にある階段を上ると、

興福寺の境内に入ります。

 

まず、最初に見えるのが

重要文化財南円堂」。

 

日本最大木造八角円堂です。

 

西国三十三所」の第九番札所として、

参拝者が多い御堂だそうです。

 

国宝秘仏も安置しており、

10月17日のみ特別公開されます。

 

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興福寺(奈良):北円堂(国宝)》©nico

 

次は国宝北円堂」。

 

「日本で最も美しい八角円堂」と

言われているそうです。

 

春と秋に特別公開されますが、

ちょうどそのタイミングだったので、

中に入れました。

 

仏教や仏教美術は全く詳しくないですが、

運慶の晩年の名作と言われる

国宝木造弥勒如来坐像」や

平安時代の四天王立像などが安置され、

何だかとてつもないエネルギーを感じ、

ただただ感動しました。

 

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興福寺(奈良):中金堂》©nico

興福寺の中心となる

中金堂」は発掘調査に基づいて

創建当初の姿で復元されました。

 

木造建築としては屈指の大きさ。

 

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興福寺(奈良):五重塔(国宝)》©nico

いよいよ奈良のシンボル

国宝五重塔」。

 

高さ約50mで

京都の東寺(55m)に次ぎ、

日本に現存する古塔の中で

2番目の高さを誇ります。

 

藤原不比等の娘・光明皇后

発願で建立されました。

 

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興福寺(奈良):東金堂(国宝)》©nico

 

五重塔の隣にあるのが、

国宝東金堂」。

 

聖武天皇によって建立されました。

 

18体もの国宝仏を安置しています。

 

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興福寺(奈良):国宝館》©nico

 

国宝館」には

奈良時代の傑作と言われる

国宝阿修羅像」を始め、

国宝や重要文化財の至宝が

多数展示されています。

 


さいごに

 

京都は観光する予定ではなかったので

偶然ですが、

同じ日に京都と奈良の象徴である

五重塔」を

それぞれ見ることができて、

とても贅沢な日となりました。

 

また、仏像や空間から

大きなエネルギーを感じたり、

唯識」という

この世のさまざまな現象は

すべて“心”が作りだしたものである

とする思想に触れたり、

今の私にとってとても必要な時間だった

のではないかなと思います。

 

仏教のことはわからなくても、

その場に身を置くだけで、

色々感じることができるので不思議です。

 


●Information●

興福寺

●電話 0742-22-7755
●住所 奈良市登大路町48
●交通 近鉄奈良駅」徒歩5分
●拝観時間 境内自由
【中金堂・東金堂・国宝館】9:00~17:00(入館は16:45まで)
●休館日 無休
●料金 【中金堂】大人500円他、【東金堂】大人300円他、【国宝館】大人700円他
【国宝館・東金堂連帯共通券】大人900円他
●拝観時間などは変更となる場合がありますので、詳細は施設にご確認ください。
●拝観料の支払いは現金のみなのでご留意ください。

●参考●

JR東海ウェブサイト
ココミル奈良

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